2011年5月4日水曜日

フランス Versailles マリー・アントワネットの離宮 2009 7/10

手前にレタス畑、遠くはダリア花壇、右側にはトマトも見えます。

田舎の風情を模して作られたマリー・アントワネットの憩いの空間です。建物は水車小屋です。

ここは野菜畑です。ズッキーニやカボチャのような大きな葉が繁っています。

低い囲いの中にあるのはハーブ類ですね。中央にはフェンネルとアーティチョーク、周りはチャイブ、やガーリック、スイスチャード、イタリアンパセリのような物も見て取れますね。

王妃の家の花壇です。マリー・アントワネットはこのような花壇を楽しんでいたのでしょうか。手前のシャクヤクは残念ながら花が終っています。

これは見事なシダレエンジュです。このような大木見たことがありません。幹はゴツゴツ不細工な作りで、枝葉はお化けのように垂れ下がる。圧倒されてしまいました。

あの大きな樹木をどのように刈り込むのか一度は見たいと思っていましたら、チャンスが巡ってきました。このような機械で刈るのですね。熟練の技が必要でしょう。ずーと見ていたい思いでした。

小トリアン前のフランス式庭園。

幻想的な組み合わせですね。カスミソウの中をガウラの蝶が飛んでいます。私も一度やってみたいと思いました。

こちらの花壇は縁の刈り込みから溢れんばかり。自由奔放な草花達ですね。ゲラニウム、エキナケア、ヤロウ、モントブレチアのような赤色の花、エルサレムセージなどなど。

大トリアノンの中の花壇。フランス庭園の様式です。銅葉のダリアを中心にサルビア類、ニューギニアインパチエンスなど。

マリー・アントワネットの離宮に入りました。とてもベルサイユ庭園の広さではありませんが、それでも広いものです。

ラトナの泉水の花壇です。高性のニコチアナを中心に淡いブルー、ピンク系の花を植え、それを繰り返しています。ボリュームが有り、見習いたいですね。

王の庭の傾斜させた模様花壇です。ベゴニアと多肉植物が使われています。

王の庭。こんもりと盛った花壇にはベゴニア、ペチュニア・・・・ 下の縁取りは多肉植物のようでした。

オランジュリー。上から眺めると配置がよくわかります。コンテナに植えつけられていて、冬には温室で寒さを除けます。動かすのは大変ですね。でもそれだけ他国の植物を大切にしていた証でしょうか。

北花壇。南花壇と違い、高めに刈り込んだツゲの中に高性の草花を植え込んでいます。色はあくまでソフトなパステルカラーです。クレオメ、コスモス、ニコチアナ、ルドベキア、サルビア、シャスターデージー高性バーベナ、キンセンカなど種類は多いですね。

小さなトピアリーの水の遊歩道。所々に水場が置かれています。

きれいに刈り込まれた並木。広い面積だからこそできる造形です。

アポロンの泉水。時間によって水が吹き上がり、壮観です。

中心線上から、遠く運河を見渡します。中央はラトナの泉水、緑のじゅうたん、アポロンの泉水、運河と続きます。

南花壇 柔らかい色合いの矮性草花が造形的に刈り込まれたマメツゲ?に沿うように植えられています。大量に植えるのでなく、空間を取っているところがすっきりしていますね。刈り込みの模様もよく見えます。

この庭園の広さは100ヘクタール以上。ルイ14世の自慢の庭園です。

これがベルサイユ宮殿です。宮殿内と庭園を1日で見学することは時間的にできません。私は長蛇の列の宮殿内は見ず、庭園にしぼって見ることにしました。

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