2009年12月27日日曜日

Leeds Castle & Garden ③ 2009/5/26

風にそよいでいた、ヤナギ並木です。水のほとりには似合う木ですね。

人工の小川ですが、木漏れ日があたって、やさしく涼しげですね。白い木はシラカバでしょうか。

パビリオンを遠くに、赤のペチュニアと後のツゲの刈り込みみたいな物の取り合わせが面白く感じました。
繁殖しすぎるのが困る為か、ここでは珍しく鉢植えのハーブガーデンでした。いつもはもりもり育ったハーブを見ているのに、このような植え方だと、和食の器に少し入っている会席料理といった感じです。また違った見せ方の一つですね。

またフジ棚にぶつかりました。何回みても風情があるので、つい載せてしまいます。でも棚は木製の方が好みです。

レディー・バリー・ガーデン。アザミやニューサイランなど大型種が見えます。
これも敷地の一部。堤防などなくゆったり流れていますが、氾濫などないのでしょうね。

11世紀からのブドウ畑です。日も良くあたり場所もよく、またよく手入れされています。きっとおいしいワインが出来るでしょう。

やっとたどり着いたゴールの岩の上から迷路を見ます。上から見てもなかなか分かりませんね。後で迷路を歩くには、手で生垣を触りながらそれに沿って行くとたどり着けると聞きました。でもすぐにたどり着けても、楽しみは少ないかもしれませんね。中・高生の生徒がキャア、キャア言いながら楽しんでいました。
これは迷路です。高さ2m位、厚さも50cm位の生垣で全然見通せません。通路をひたすら歩くと言った感じです。同じ所を何回も通り、小さい女の子がゴールにたどり着けなくて泣き出しました。

奥にフジの木、左にバラ、手前にアティチョーク、右にムクゲの様な?木、全面に何種類もの宿根草。
少し込み合っている印象です。
バラ(未開花)とジギタリス、オダマキなど。
カルペパー・ガーデン。ツゲの縁取りで、中には木本と草本が一緒に植えられています。その為、比較的高さが高い花壇になっています。

生垣仕立ての木 。何の木か分かりませんでしたが、葉がなく幹と枝ばかりだと磔にされているようで痛々しく感じました。やっぱり自然樹形がいいですね。きっと木もストレスを感じていることでしょう。

湖畔のヤナギの下で憩う水鳥たち。いろんな種類の鳥がいました。餌付けされているのでしょう。


Leeds Castle & Garden ②城内 2009/5/26

シルバー系でまとめられたアレンジ。白のデルフィニウム、カーネーション、ユーカリ、ストックです。三通りのアレンジでした。
図書室にもアレンジがピンクと赤のカーネーション、クリーム色のトルコキキョウ、フリージア、ユーカリなど。

なかなか生花のアレンジメントは見る機会が少ないのですがツリガネソウ、オレンジとグリーンのキク、ベニバナなどで銅製の器でした。

城内の見学にはたっぷり1時間。内庭にはトルネールのトピアリーの鉢植えがありました。

お城の正面(左側から)中央に芝生があり、城の縁はラベンダーのみの植栽で城の威厳とマッチしているように感じました。開花までにあと1・2週間と言ったところで、紫色で縁取られたお城も綺麗でしょうね。左手前の石垣にも小花やツルバラが植えられています。

パビリオン・ガーデンからみたお城あまり大きくはありませんが、頑丈そうですね。と言うのも元は要塞だったのを、ヘンリー8世が居城へと変えたそうです。周りをお堀に囲まれているのも納得です。

Leeds Castle & Garden ① 2009/5/26

この城には動物がいっぱいいます。それも一つの特徴のようです。門柱に止まるクジャク。

宿根ボーダーガーデン。このようなのを見るとさすがだなと思います。パープル系の花壇です。色の組み合わせとか、配置、分量など好い感じだなと思いました。セイヨウオダマキの濃い紫と淡いピンクのゲラニウムなど。

パビリオンのテラスにはフジが巻き付いています。なんてよくフジを見たことでしょう。日本人よりも英国人の方が好きなのかと思ってしまいます。

パンフレット通り、アザレアとシャクナゲの時期でした。取り立てて見事と言うほどでもですが。

これは現在仕立て中の柳の通路です。垣根にするのか、編みこんでアーチにするのか、このような仕掛けは面白いですね。

堤防には私の大好きな赤紫色のムラサキブナの大木がみごとな樹形をしていました。切ったり指定内自然樹形なのか、下枝は地面に着いているようでした。こんな木が欲しいですね。
鳥の詳しくないので名前はわかりませんが、見ていてあきない風景でした。

この城の周りには池や川など水辺が多いです。これは②のアヒルやカモなどの水鳥の池です。

メインエントランスを通るとすぐ木々のトンネルを抜けるのです。この段階で、予感がありました。目的地はズーーット先であろうと・・・・ 予感的中でした。長い長いアプローチの始まりです。

Leeds Castle Garden の見取り図です。
リーズ城はイングランドの城館の中で最も古い城の一つで、500エーカー(2㎢)の広大な敷地の中の小さな湖畔に建っています。レン川が流れる森林庭園③には、春にスイセン、アネモネが群生し、静かなパビリオン・ガーデン④にはアザレアやシャクナゲが咲き乱れる。典型的なコテージ・スタイルのカルペパー・ガーデン⑪にはバラ、ラベンダーが咲きハーブ・ボーダーもある。1999年にオープンしたレディー・バリー・ガーデン(21)は、バナナやパームツリーなどエキゾティックな雰囲気の庭園。また、11世紀からのぶどう畑もある。 (英国のガーデンを訪ねて 英国政府観光庁パンフより)
Bearstead駅下車、Leeds Castle 行きバス約15分。

The Regent's Park `Queen Mary's Gardens' 2009/5/25





残念ながら、やはり1週間ぐらい満開には早かったですね。早咲きのバラとあとぱらぱらの状態です。その中で撮ったバラをお見せします。中にはウドンコ病にかかっているのもありました。バラ管理はやはり大変です。

今は庶民の憩いの場になっています。みんながそれぞれに緑地を活用していました。平日18:30頃です。
Baker Street 駅から The Regent's Park に入り、Queen Mary's Gardens のバラ園をめざしました。
なかなか目的地に着きません。都心にこのような広大な公園があるのは羨ましいかぎりですが、王政の権力がいかに大きかったか、その絶対権力の大きさを垣間見ます。



2009年12月15日火曜日

Sissinghurst Castle Garden ⑦ Lake, Vegetable Garden 2009/5/25

入口の前も草地広場になっていて、休憩する事ができます。

レタス類が育てられています。これだけ広いと管理がたいへんですね。

Vegetable Garden 自然の木を支柱に使っています。自動灌水装置もありました。
お堀の外から Tower を見ます。広い敷地というのがよく分かりますね。
出会ったリスです。
Garden の裏の Lake です。湖は2つそして小川もあり、木々に囲われています。静かな散策道が付けられていました。


Sissinghurst Castle Garden ⑥ Tower より 2009/5/25

ホワイトガーデン方面の遠景です。周りには家もなく、広大な緑が広がっています。

イチイの生垣の途中が途切れていますが、ここが面白いところです。きれいに刈り込まず、わざとギザギザと虫食いのようにしていますね。塔の上から発見して、笑ってしまいました。

Delos の方を見ています。
White Garden の全景です。囲まれた空間・・・庭ですね。 右側がイチイの生垣 Yew Walk です。

Orchard 果樹園です。歩くところだけ、刈り込まれています。奥の木のある所はMoat お堀です。
Cottage Garden です。大きな針葉樹の刈り込みが見えますが、後は家の陰になっています。オレンジの所が Moat walk ですね。

Rose Garden の芝生のサークルの形がよくわかります。サークルの中には入れません。奥にはLime Walk が見えます。
Rose Garden と遠景
下の芝生はTop Courtyard です。右側の花壇が Purple Border です。

Towerに登り庭園の全景を眺める事ができます。この絵は制作当時の完成された庭の全風景です。いままで手近に見てきた庭を今度は上から見るのですから、全体像がよりはっきりしてきます。よく区割りされとてもまとまっているのがよく分かります。各区画がとても個性的で魅力があります。