2011年5月11日水曜日

マレーシア ボルネオ コタキナバル市内 2010 10/26 

穀物の袋です。お米のようですが、色がいろいろでどのようなお味かはわかりませんが長粒米です。砕けた粒もあるので、あまり良い物ではなさそうです。

これはスイカやウリなどを切って袋に入れ売られています。冷やし果物のようでした。子どもなど地元の方はおいしそうに食べていましたが、用心して食べるのは止めました。暑い所のアイスクリームの変わりですね。

隣の棚には、野菜が並べられていました。葉菜類のいろいろとナス、カリフラワー、トマト、ピーマン、インゲン、ニンジンなどお馴染みの野菜です。

コタキナバルからセピロックに行く途中のバスストップにあった売店では、熱帯の果物が並べられていました。ランブータンとマンゴスチンは分かりますが、後は柑橘系が2種とリュウガン?に似たのが2種見えます。

バウヒニアの花です。熱帯花木の中では好きな花の一つです。

アラマンダの植え込み。結構大きくなるんですね。

何だろうと思ったのが、この花です。大きな房状で、木の上に花序が突き出ています。どこかで見た感じです。葉が繁りすぎていましたが、サルスベリに似ています。オオバナサルスベリのようです。

黄色の花が目を引いた、コウシュンカズラ。ツル植物で公園のパーゴラ支柱にからまっていました。

ボルネオ コタキナバルの街中の花壇に植えてあった、アナナスです。パイナップルの小型で、花材でしか見ませんが、花壇植えとはさすが熱帯地方です。

マレーシア クアラルンプール空港の通路のセンターに設置されていた装飾です。瓶の中には生花のアレンジ、足元は高さ15㎝で1m四方の木枠の中に観葉植物の寄せ鉢です。鉢のまま入れてあるだけの手間いらずですが、やはりグリーンの威力はすばらしいですね。殺風景な通路でそこだけに目が行きます。アイストップの効果満点でした。

2011年5月4日水曜日

フランス Versailles マリー・アントワネットの離宮 2009 7/10

手前にレタス畑、遠くはダリア花壇、右側にはトマトも見えます。

田舎の風情を模して作られたマリー・アントワネットの憩いの空間です。建物は水車小屋です。

ここは野菜畑です。ズッキーニやカボチャのような大きな葉が繁っています。

低い囲いの中にあるのはハーブ類ですね。中央にはフェンネルとアーティチョーク、周りはチャイブ、やガーリック、スイスチャード、イタリアンパセリのような物も見て取れますね。

王妃の家の花壇です。マリー・アントワネットはこのような花壇を楽しんでいたのでしょうか。手前のシャクヤクは残念ながら花が終っています。

これは見事なシダレエンジュです。このような大木見たことがありません。幹はゴツゴツ不細工な作りで、枝葉はお化けのように垂れ下がる。圧倒されてしまいました。

あの大きな樹木をどのように刈り込むのか一度は見たいと思っていましたら、チャンスが巡ってきました。このような機械で刈るのですね。熟練の技が必要でしょう。ずーと見ていたい思いでした。

小トリアン前のフランス式庭園。

幻想的な組み合わせですね。カスミソウの中をガウラの蝶が飛んでいます。私も一度やってみたいと思いました。

こちらの花壇は縁の刈り込みから溢れんばかり。自由奔放な草花達ですね。ゲラニウム、エキナケア、ヤロウ、モントブレチアのような赤色の花、エルサレムセージなどなど。

大トリアノンの中の花壇。フランス庭園の様式です。銅葉のダリアを中心にサルビア類、ニューギニアインパチエンスなど。

マリー・アントワネットの離宮に入りました。とてもベルサイユ庭園の広さではありませんが、それでも広いものです。

ラトナの泉水の花壇です。高性のニコチアナを中心に淡いブルー、ピンク系の花を植え、それを繰り返しています。ボリュームが有り、見習いたいですね。

王の庭の傾斜させた模様花壇です。ベゴニアと多肉植物が使われています。

王の庭。こんもりと盛った花壇にはベゴニア、ペチュニア・・・・ 下の縁取りは多肉植物のようでした。

オランジュリー。上から眺めると配置がよくわかります。コンテナに植えつけられていて、冬には温室で寒さを除けます。動かすのは大変ですね。でもそれだけ他国の植物を大切にしていた証でしょうか。

北花壇。南花壇と違い、高めに刈り込んだツゲの中に高性の草花を植え込んでいます。色はあくまでソフトなパステルカラーです。クレオメ、コスモス、ニコチアナ、ルドベキア、サルビア、シャスターデージー高性バーベナ、キンセンカなど種類は多いですね。

小さなトピアリーの水の遊歩道。所々に水場が置かれています。

きれいに刈り込まれた並木。広い面積だからこそできる造形です。

アポロンの泉水。時間によって水が吹き上がり、壮観です。

中心線上から、遠く運河を見渡します。中央はラトナの泉水、緑のじゅうたん、アポロンの泉水、運河と続きます。

南花壇 柔らかい色合いの矮性草花が造形的に刈り込まれたマメツゲ?に沿うように植えられています。大量に植えるのでなく、空間を取っているところがすっきりしていますね。刈り込みの模様もよく見えます。

この庭園の広さは100ヘクタール以上。ルイ14世の自慢の庭園です。

これがベルサイユ宮殿です。宮殿内と庭園を1日で見学することは時間的にできません。私は長蛇の列の宮殿内は見ず、庭園にしぼって見ることにしました。

フランス Fontainebleau 2009 7/9

階段より、ナポレオン由来の告別の前庭と遠くには栄誉の鉄格子門が見えます。

ここが正面入口。馬蹄状の階段が目を引きます。ナポレオンが1814年に帝位を剥奪されて、流刑地であるエルバ島に旅立つ時この下で儀式が行われたとのことです。

大花壇の中にある噴水。とても美しいお城ですね。多くの歴代王がこのフォンテンブローを愛したとか。

縁取りのシロタエギクがとても良く映えます。このような大花壇では、いろいろ数多く使うより、種類を決めてその繰り返しの方がきれいに見えるようです。

植栽の案内板もありました。これで何が植えられているかよくわかります。あまり変化がなく、同じ植栽の繰り返しでした。

大花壇。芝生を取り囲むリボン花壇です。

鯉の池。水鳥が優雅に泳いでいます。遠くに浮かぶパヴィオン(あずまや)は池の中ですので、ボートでないと近づけません。

モネの池を彷彿させる、ヤナギが枝垂れる小さな池。リラックスするにはいい場所ですね。

ここはイギリス庭園の一部です。自然庭園風に作られています。自然の丸太を使った橋も違和感なく溶け込んでいますね。

宮殿の全景の案内板。中世12世紀から19世紀と色んな王族が建て替えてきて、今日の姿があります。ナポレオンの寝室も見学できます。

遠く外側から宮殿を望みます。これくらい離れてもまだ全景は写せません。大きな大きな宮殿です。
運河のほとりでは、小学生のグループがいました。左側の樹木はリンデンです。至る所に大木が植えられています。

色んな樹木の並木があります。これはシナノキ(リンデン)で、今花が終わり、実が垂れ下がっています。

左トチノキと右シナノキ(リンデン)の並木です。これから奥はずーーーと森、ナポレオンの噴水があるようなのですが、遠くて行けませんでした。

白い孔雀が庭を闊歩していました。羽根を広げるとどの様なんでしょうね。その図柄は?

フォンテンブローへの道路ぎわ花壇の植栽。白と緑の基調の中に少しの黄橙色と銅葉が入っていて、とてもさわやかで品のよい花壇に思います。イポメア、アイビーゼラニウム、サルビア、プレクトランサス、マリーゴールド、カレープラント、銅葉のダリア、銅葉のノケイトウ、ニューサイランなど。

フランス モネの庭、Chateau de La Roche-Guyon 2009 7/8

庭園への入口。周囲を高い塀に囲まれているので、外からは全然見えません。領主の方がお城から眺められたのでしょうかね。

庭園から逆に高台の要塞を見ます。

ここは自然にまかせたようなワイルドっぽい雰囲気で、ヤグルマギク、ボリジなどがありました。

下草にはローズマリーとカレープラントが植えられています。

中は果樹園とハーブ類が。まだ造りかけのような新しい庭園です。

上から見て始めて見つけた幾何学式庭園。フランスのお庭ですね。モネの庭の後ではその違いは一目瞭然です。

上からは遠くまで見通せます。

くり抜かれた急な階段を登ります。

La Roche-Guyon  古いお城です。要塞のようで後ろの高台の円柱まで登れます。

モネが愛した草花が売られていました。

これが緑の館。ツタやバラなどツル植物で覆われています。中にはモネの日本の浮世絵コレクションの数々があります。日本でもなかなか見られないので楽しめました。モネの生活の一部が垣間見られます。

モネの緑の館から、庭園を見ています。草花が繁茂していたのは、もっと左側です。管理の大変さを思いました。

モネの緑の橋。スイレン池をぐるりと一周できます。場所場所で景色が違います。日本の池泉式回遊庭園のようです。ゆったりと楽しめます。人が多くなければですが。

草花もうまく配置されています。アスチルベを前景にムラサキブナを背景にして。
樹木に囲まれたスイレン池。別世界の感じです。

竹と新緑。まるで日本の京都嵯峨のよう。グリーンが本当に目や心にやすらぎをもたらします。

小川のせせらぎに迎えられ、やっとほっとしました。草花もありすぎると疲れるのだと始めて知りましたね。

ここは整理された道です。この右側がスイレン池の庭になります。

花壇の間の小路は両側からの草花の進入で歩けません。それ位無造作にぎっしりと繁茂していました。モネはこのような花壇が好きだったのでしょうか。

黄色系の花壇。
色分けされた花壇にはとりどりの花が一杯でした。

モネの庭の全景です。緑の館側は色とりどりの草花が所狭しと植えられていて、さながら百花繚乱の趣です。そして、地下道をくぐって開けたところは、あの有名なスイレンの池のモチーフの庭でした。