2010年6月16日水曜日

スペイン バルセロナ① Sagrada Familia 2009/6/22

その数字表から「33」になる範囲を示しています。規則性が現れているのには驚きます。数学も得意だったんですね。なんてバカなことを思ってしまいました。

ガウディのマジックの数字表。 縦、横、斜め何処を足しても「33」になります。

柱石にカメがいるのが、ご愛嬌でした。柱が重そうです。
東側正面の生誕のファサード。精巧な彫刻の数々、装飾の細かさに圧倒されます。

内部のステンドグラス。ちょうど上の円形の所に太陽の光が差し込んで来たところです。

歩いて降りる螺旋階段。曲線使いの最たるものですね。

建設中の塔の部分。複雑なデザインですね。タケノコを切ったような・・・

館内のエレベーターで塔の上まで行き、それから階段で下まで降りてきます。1時間待ちも普通です。
降りながら工事中の様子を見ることができます。

西側の花壇には青と白のアガパンサスの花が盛りでした。ほっと一息といった感じです。

ガウディの紹介パネル。生前中は貧乏な生活をしていたとのこと。少なくとも生活の苦労をしないで、建築に打ち込んでおられればよかったのですが。バルセロナの子どもたちは、街の英雄の人生を小学校で習うのだとか。

これが木の剪定痕からイメージした柱ですね。すごいです!! われわれが何気なく見逃しているものから、このようにデザインして作り上げてしまうなんて。写真と並べてあると本当に良くわかりますね。

葉の付き方です。3枚の掌状葉の側面と上からの写真です。そこからヒントを得て模型になっています。これもどこかに使われているはずです。

塔の先端や天井などの各部分。カタツムリ、蜂の巣、植物の形などなど、自然界をよく観察してモチーフにしています。

つる性の葉っぱからのイメージ。いろんな所の装飾に使われています。

ラベンダーの花穂からの柱です。柱ですので太いですが、イメージは良くわかりますね。

これはヤシの葉からイメージした、モデルです。パネルにはフェンスなどになっています。

天井の葉っぱの様なものの制作中。一枚が2m四方以上ありますね。全部手造りのようです。

モンセラート回廊。「自然の中のガウディ」の展示。建築家ガウディと大自然の緊密な関係が説明されています。模型やパネルがあり、自分で触り動かすこともできます。みなさん熱心に見ていました。街路樹からヒントを得た柱もパネルに載っていますね。

天井を見上げていると、高い木の下にいる気がしませんか?樹冠を見上げているようです。

内部空間の工事現場が観光客にも見えるようにしています。両側の柱は木のこぶからのイメージです。

西側正面・・・イエスの受難のファサード。

地下鉄から地上に上がった時に、目の前にそびえる塔の数々にはあっと息をのむ思いでした。こちらは北面です。
その圧倒的なスケールと存在感。遠く離れなければ全体を写すことが出来ません。東側正面の生誕のファサード。
グラナダでは何と言っても Sagrada Familia でしょう。これがパンフレットです。1882年に建築家フランシスコ・ダ・P・ダルビリャル氏の監督の下、地下礼拝堂の最初の基石が置かれた1年半後にアントニオ・ガウディが後を受けます。人生の43年もの間この作品に心血を注ぎました。ガウディは初期設計を最初からやり直し、現在も彼のさまざまな構想が実現されています。今年2010年に内部空間工事が完了するようです。

スペインの地図です。今回はバルセロナ、コルドバ、セビリア、グラナダ、マラガ(ミハス)の順に回っています。6月21日~7月2日 毎日快晴の12日間の旅でした。

2010年6月6日日曜日

スイス Geneve 植物園③ 2009/6/18

ゲージの 中の食虫植物の状態。倒木やミズゴケなどが置かれ、少し装飾されていました。

食虫植物が入っている区域には、頑丈なステンかアルミのゲージが張られていました。勝手に持って行く人がいるため?、それとも・・・・。管理はどうするのかな?入口がなかったような、毎回持ち上げるのでしょうかね。

シペラスなどのカヤツリグサ系の池です。あまりきれいではありませんでしたけど。

ハス池です。奥の方にはもう花芽が上がったのもありました。

コンクリートの囲いの中には、自動灌水するように 穴開きパイプが取り付けられています。バルブを捻ればOKという感じですね。

多肉植物がぎっしりです。このようにいつでも使えるようにストックしているのでしょう。

水生植物のハナショウブ。品種登録された保存用でしょうか。いつか池で活躍することでしょう。

管理中の植物たち。次の出番待ちのようです。

コンクリートに囲われた中は、下に土が敷かれ、その上にポットや育苗箱がぎっしり並んでいました。

非耐寒性の宿根草のようでした。又はここで養生して、表に出すのかも。ここにもスノコの日よけがあります。
立ち入り禁止区域はつる性果樹のフェンスで区切られていました。これの方が自然な感じがして良いですね。

日陰植物のシダ類などが入っています。ブルーのは防虫ネットでしょうか、片面が開いているのでよくわかりませんが。植物の上にはスノコが巻かれていました。

木本植物や宿根草の鉢物の管理。下には雑草よけのシートが張られ、1つ1つ鉢に灌水用チューブが接続されています。そして、上には場所を表す番号が付けられています。ワイヤーなどが張られていましたので、日よけの寒冷紗が張れるようにしてあるのでしょう。

管理された農園。整然として、ラベルも完璧ですね。その中で日本で言う「かかし」が立っていたのは、なんともユーモラスでした。

これからはバックヤードの紹介です。中には入れませんのでフェンス越しの観察です。
ここでは種子の保存もしているようです。パネルで種子の一生みたいに紹介されていました。