2009年11月22日日曜日

London YHと街の花屋 2009/5/25

これは駅の中の花屋さん。時間をかけずさっと選べる工夫がしてありました。花束は全部が目の高さにセットされています。駅ですから時間に制約があるお客が多そうですものね。

前にはすでに組んだ花束が並べられています。その中から好みのを選ぶのでしょう。日本ではその場で注文し作ってもらいますが、時間がかかります。特別の時用な感じがしますね。自分で選んだのでなくてはという気が強いのでしょうか。花はチューリップ、バラ、ユリ、ストック、カラー、トルコギキョウ、デルフィニウムなどでした。値段は開店準備中でまだ付いていませんでした。残念!!

街の花屋さん。道路上で開店ですが、このようなのは日本では絶対ありえませんね。歩行者天国ぐらいでしょう、できる時は。

YHの中で見つけた、今開花しようとしているオリエンタルポピーです。まだ帽子を被ったままです。昆虫の孵化や脱皮みたいですね。良いタイミングでした。

London のHolland Park YH  外見は重厚な歴史ある建物のように感じられるYHでした。やはり中庭があり、リラックスできるようになっています。もちろん公園の中にありますから回りは全部憩いの空間ですけれど。

2009年11月21日土曜日

Hampton Court Palace Garden ② 2009/5/24

Hampton Court Palace の横を流れるテムズ川。川べりも憩いの場所です。

The Wilderness 自然のままのということで管理されていない庭です。多くの庭園の中にこういったワイルドな管理されていない所を見かけます。それももうひとつの見せ方なのでしょうね。
これもみごとな作りですね。

白色のフジの壁面緑化です。フジはどこでもよく見かけました。人気がありますね。

長い長いボーダーガーデンでした。端からは先の方が見えません。

新しく更新した所でしょう。新しい苗が植えられたばかりです。ボーダーガーデンの制作の勉強になりますね。株間の取り方、株数、高低の関係、植物のリピートの関係などこれを見ると良く分かります。何年に1度かは全面植え替えをするのでしょうか。

ボーダーガーデン 奥行きは深くなく2mぐらいです。大型種が入っているためと、色が抑えられているのでとてもすっきり見えます。

珍しい観葉植物での寄せ植え花壇。外であまり見かけないパターンです。 中心に高くバナナを植え中程高くピンクのニューサイランが目を引きます。あとは低く銅葉、銀葉、の植物を植え、最後の縁取りはオリヅルランでしめています。裏側はまた違った雰囲気でした。2種類のデザインが楽しめます。

見ごろにはやや遅いキングサリのトンネルです。北ウェールズのBodnantでしかキングサリのトンネルは見られないのかと思っていました。嬉しい思い違いでした。

ボーダー花壇の前にある木陰のベンチで読書をしていました。良い場所はすぐにふさがりますね。

宿根草花壇と芝生の憩いのスペース。座っておしゃべりしていました。いいですね、こんな場所って。
宿根草の花壇ですが、開花には早く青々と元気に繁った葉っぱばかりでしたね。

The Rose Garden バラ園も見所のひとつです。残念ながら1週間程早かったようです。満開の時はさぞ見事なことでしょう。




Hampton Court Palace Garden ① 2009/5/24

The Pond Gardens 回りを生垣で囲まれた沈床花壇になっています。池にはコイなどが放たれているようですが、中には入れません。周囲は宿根草の花壇になっています。

The Great Vine 温室の中で育てられている1768年に植えられたブドウの大樹は有名です。現在もしっかりと管理されて、秋の終わりにはみごとなブドウが収穫でき、売店で購入できるようです。残念ながら5月はブドウの新葉のみでした。
The Lower Orangery Garden メアリー2世が世界各国から集めた植物を入れるためOrangery(ガラス温室)が建てられたようです。冬は温室にしまわれるコンテナ植えの非耐寒性植物が、外に出されテラスを飾っていました。鉢の1つ1つにラベルが付けられよく管理されていました。もちろんオレンジやレモンの木もあります。
クィーン・メアりーズ・バウアー (格子状アーチ形トンネル)両側にシデ類が植えられて、トンネルは100mになります。全面を覆うにはもう少し時間がかかりそうです。

The Knot Garden  16世紀の庭の形に1924年に設計しています。縁どりの中は銅葉のベゴニア・センパフローレンス 赤色と桃色でした。円内は木立ちベゴニアのようです。

これからがFormal Gardensの数々です。王家のプライベートな庭になります。
1995年に復元されたウイリアム3世1702年時代の王家の秘密の庭園 The Privy Garden きっと宮殿の窓からも眺めたことでしょう。上からですと、全体がよく見えます。コニファーのトピアリーが中心の幾何学式の模様庭園です。
ヘンリー8世時代の中庭の再現。医薬用ハーブ、バラなどが植えられ、縁は森の下草を思わせます。

一度見たら忘れられない、Hampton Court Palace Garden のシンボル的存在。噴水庭園と巨大な放射線状に伸びるイチイの並木です。イチイの独特の円錐形、地面から2m位は枝がなく、ずーと遠くまで見通せます。それによって、とてもすっきりした印象を与えます。木陰もできて一休みにもってこいです。

Hampton Court Palace は ヘンリー8世が、部下のウォルゼイ枢機卿の宮殿(1514年築)を召し上げたもの。その広大な敷地にはみごとな庭園が宮殿を囲んでいます。


2009年11月13日金曜日

RHS Garden Wisley ⑭ 2009/5/24

庭園の見取り図です。まだ左側が入っていません。主要なところのみです。

最後にもう一度振り返りました。芝生のロングウエーです。

いままでのところは全部管理が行き届いた人工的な雰囲気でしたが、ここはワイルドガーデン。自然の草原のイメージです。ちょっとほっとする場所です。木陰で昼寝でも・・・・最高ですね。


お孫さんが担当者からレクチャーを受けていました。紙ポットを手作りし用土を入れてナスタチウムの種をまいていました。このように簡単に園芸に触れられるのはいいですね。担当している青年たちはボランティアか研修生でしょう。予約なしですぐ対応していました。



温室内の植物はどこもあまり変わりません。ジギタリスのあまりの見事さにシャッターを切りました。

野生のジギタリスはドイツで見ましたが、やせて花も数えれるくらいです。やはり栽培は違いますね。

花がみごとにつまっていて、トウモロコシのようです。

ロックガーデンを下から見ています。車椅子の方も下から見上げていました。春が一番よいようですね。



RHS Garden Wisley ⑬ 2009/5/24

沈床花壇になっています。 下の方には大きな池が・・・ 全部を抱え込んでいるようでした。

滝の音が聞こえても、下の方に回り込まないと見えてきません。何処にあるの? という感じです。

せせらぎの音も聞こえ、小さな池には睡蓮がありました。

上からいろんなルートを通って下に下りて行きます。斜面を利用した広いロックガーデンになっています。

ロックガーデン これはほんの一角です。木漏れ日の場所は休憩には最適です。


RHS Garden Wisley ⑫ 2009/5/24

センペルビウムの寄せ植え。 後にスイスで自生地を見ましたがまさにこのようでした。岩と岩の間に植わっていました。

ここに植えられている高山植物はPlant Centre で入手できます。

各地域ごとに植えられた高山植物たち。

大きく育ったものは迫力があります。

Alpine Landscape House  ここでは高山植物がロックガーデン様式で植えられています。一つ一つではなく全体の感じを見ることが出来ます。


RHS Garden Wisley ⑪ 2009/5/24

石垣の花も咲き誇っています。石の保温力で植物も良く育ちます。

丁寧に植えられてラベルも付けられ、愛情が感じられました。

外も満開の花。高山植物は5・6月が一番良い時期です。どうしても厳しい環境条件ですから、早く開花して種を付けようとしますからね。

Campanulaceae この花の形も変わっていますね。一度見ると忘れられない花です。

Arisaema candidissimum 花の形、色がなんとも美しい品種でした。中国産

RHS Garden Wisley ⑩ 2009/5/24

ここもその中の一部です。高山の礫の中に植物が植えられていて、一つ一つにラベルがきっちりついています。
ここは高山植物のディスプレーハウスです。ガラス室内は本当に美しく高山植物で装飾されていました。一つ一つ鉢植えのまま埋め込んでいます。花が終ったら差し替え、常に開花状態を保っているのでしょう。見せる温室はこうありたいものですね。

ここは裏側でちょっと日陰にもなる所。うまく植物を配置しています。適所に場所を得た植物はいきいきと良く育ちます。

排水良くするために石組のベンチ花壇になっています。南側で日当たりも良く直射日光大好きの植物たちの居場所ですね。

Alpine Department 高山植物部門の案内表示です。とても充実したコーナーです。