2011年5月4日水曜日

フランス モネの庭、Chateau de La Roche-Guyon 2009 7/8

庭園への入口。周囲を高い塀に囲まれているので、外からは全然見えません。領主の方がお城から眺められたのでしょうかね。

庭園から逆に高台の要塞を見ます。

ここは自然にまかせたようなワイルドっぽい雰囲気で、ヤグルマギク、ボリジなどがありました。

下草にはローズマリーとカレープラントが植えられています。

中は果樹園とハーブ類が。まだ造りかけのような新しい庭園です。

上から見て始めて見つけた幾何学式庭園。フランスのお庭ですね。モネの庭の後ではその違いは一目瞭然です。

上からは遠くまで見通せます。

くり抜かれた急な階段を登ります。

La Roche-Guyon  古いお城です。要塞のようで後ろの高台の円柱まで登れます。

モネが愛した草花が売られていました。

これが緑の館。ツタやバラなどツル植物で覆われています。中にはモネの日本の浮世絵コレクションの数々があります。日本でもなかなか見られないので楽しめました。モネの生活の一部が垣間見られます。

モネの緑の館から、庭園を見ています。草花が繁茂していたのは、もっと左側です。管理の大変さを思いました。

モネの緑の橋。スイレン池をぐるりと一周できます。場所場所で景色が違います。日本の池泉式回遊庭園のようです。ゆったりと楽しめます。人が多くなければですが。

草花もうまく配置されています。アスチルベを前景にムラサキブナを背景にして。
樹木に囲まれたスイレン池。別世界の感じです。

竹と新緑。まるで日本の京都嵯峨のよう。グリーンが本当に目や心にやすらぎをもたらします。

小川のせせらぎに迎えられ、やっとほっとしました。草花もありすぎると疲れるのだと始めて知りましたね。

ここは整理された道です。この右側がスイレン池の庭になります。

花壇の間の小路は両側からの草花の進入で歩けません。それ位無造作にぎっしりと繁茂していました。モネはこのような花壇が好きだったのでしょうか。

黄色系の花壇。
色分けされた花壇にはとりどりの花が一杯でした。

モネの庭の全景です。緑の館側は色とりどりの草花が所狭しと植えられていて、さながら百花繚乱の趣です。そして、地下道をくぐって開けたところは、あの有名なスイレンの池のモチーフの庭でした。

フランス パリ植物園 2009 7/7

温室ですが、大体どこも同じようなので入りませんでした。

Pinus wallichiana 和名はブータンマツ、ヒマラヤゴヨウ。球果が25㎝程もあり、下に垂れ下がっているのがよく目立ちます。高木です。クラフト材料にいいですね。

Tilia henryana  シナノキ(リンデン)の変種の一つです。中国産で花が房状に垂れ下がるのが豪華です。
 
モクゲンジの花が満開です。中国原産で、1763年にヨーロッパに入ったようです。

薬草植物園はルイ13世の主治医が造った歴史ある植物園だそうです。5:30終了で殆ど見る時間がなく残念でした。水性植物の一角です。日本と変わらないものでした。手前の小さな水草系は繁茂すると困るでしょうね。
青、紫系の草花ヤグルマギク、ペチュニアなどが、周りを囲みます。遠くはピンク系の花壇ですね。

緑の花壇には、揺れ動く麦の穂のような植物はなんでしょうね。そしてアルケミラ、モルセラ、ニコチアナなど。
この花壇は赤系ですね。コリウス、キバナコスモス、キンギョソウ、ダリア、スタンダード仕立てはランタナです。
園内中央に広がるフランス式庭園です。市民の方が花を楽しみながら散策するのによい所です。この花壇は黄・橙色で統一。ヒマワリ、ルドベキア、マリーゴールド、ジニア、ダリアなど。

パリ植物園へのプラタナス並木。木陰を提供してくれます。抜けているところもありますね。大風で倒れるとか。

2011年5月3日火曜日

フランス Apremont の庭園,Noirlac,Montmartre 2009 7/6

小さな果物屋さん。並べ方は平置きでなく立てかけて、狭い場所をじょうずに使っていますね。

モンマルトルは高台にありますので、ここからパリの街がよく見えます。エッフェル塔もそこにありますね。

モンマルトルの名所。似顔絵を書く画家さんの広場です。

かわいいパブの入口です。左側はグリーン、右側のケースの中はアンティークの飾り。ちょっと入って見たい雰囲気でした。

車止めの一つ一つに鉢花が乗せてあります。壁面にも花や看板の装飾です。

モンマルトルの夕暮れ。夕焼けが白い壁に反射して素敵な情景でした。

パリの人が好きなバンブーです。60€ですから(当時1€=130円)7800円とかなり高い値段ですね。水切れさせないようにね。と言いたかったです。

店内には、観葉植物の鉢も見えます。

この店は切花が表に並べられていました。セロハンで包まれていて、一束で買っていくのでしょう。

右側には、ブーゲンビレア、カンパニュラ、ガーベラ、ニューギニアインパチエンス、観賞用トウガラシなどなど。

小さな園芸店です。鉢花が専門のようです。ヒマワリ、ガーデンシクラメンも見えます。

パリは石畳で土がありませんから、このようなコンテナ植えが多くなります。

モンマルトルの急な急な階段です。さすがに毎日何往復もしたくないですね。地下鉄の階段で充分です。

モンマルトルのアパートのバルコニーには鉢植えが一杯です。一個建てでなくても、みなさんこのように楽しんでいるのは、日本と変わりませんね。

教会の外には刈られた牧草がロールになって転がっていました。この風景はアートですね。そう感じた大好きな風景です。

どうでしょう!! こんなにみごとな樹形です。並木は1本でも欠けると美しくなくなります。1本も欠かさず何年も育てるには大変だった事と推察いたしました。このような風景を日本でも見たいものです。

教会の裏にあったリンデンの並木です。樹齢はどれぐらいでしょうか。みごとな大木です。これでは分かりませんが、傍に行き下から見上げると・・・・・

Noirlac 古い教会の中庭です。回廊の彫刻が目を引きます。中庭はいたってシンプルです。

この通りはオレンジのガーデンです。それぞれがよく手入れされています。

白いネコと白いダリアそして銀白色のラベンダー。この場所がネコの定位置なのでしょうか。

井戸の上のパーゴラや階段の手すりに無造作に這わせたクレマチスとその下の白色のゼラニウムがよく合っていますね。

ホワイトガーデンです。白い花が集められています。

水の流れも作られていましたが、日本の渓流作りとは違いますね。

ロシアンセージとソープワートのコンビネーション。めったにない組み合わせですね。

Apremont の正面の建物です。両側に黄色のヒペリカムそしてツルバラ、トップにはゼラニウムのコンテナが置いてありました。