2011年10月17日月曜日

マレーシア ボルネオ Sukau Bilit 2010/10/29~10/31

シロクロサイチョウとも出合いました。

ヒゲノイノシシの家族 母と子豚7頭が残飯を食べに来ました。まるまるとしています。

支流のムナンゴール川にはマダモが実を着けていました。1mはあります。

川沿いは所々、アブラヤシのプランテーションに変わり樹木が途切れているので、動物達の移動が出来なくなっています。

植物と同化しているコグシカロテス Green Tree Lizard アロカシアの葉の上の緑のトカゲです。

ナイトクルーズで、出会ったカワセミの一種 Blue-eared Kingfisher 今夜のお宿の木が決まり寝支度をするテングザル。17:30


思いおもいの格好で渡るブタオザル達。大人も子どももいます。

支流のテネガンブサール川に入っていきます。上には左岸から右岸へとロープが張られ、動物の行き来を助けています。今まさにブタオザルが渡っている所に出くわしました。川の中にはワニがいますので、落ちたら命がないようです。

餌をくわえたコウハシショウビン。青、黄、赤の3色ですぐ目に付きます。遠目でよく分かりませんでしたが、何をくわえているのでしょう。

夕方のサンセットクルーズ午後4時過ぎです。毎日昼過ぎから降る雨が上がり、左の雲の所に微かに虹が見えています。

ミズオオトカゲが残飯をあさりに来ました。迫力満点です。尻尾は細くて長いです。全長2m位あります。

クラマゴケを熱帯雨林の中で見ました。ここは原産地でした。

トレッキング中に出会ったジャワジャコウネコの糞です。見る人が見ると、何を食べているのか分かるんでしょうね。右は落ちていた木の実です。食べられた跡があります。

三日月湖の中はホテイアオイが一杯で、湖面を埋め尽くす勢いでした。その繁殖力の強さを見せつけられました。日本と異なり、1年中生長するでしょう。

三日月湖テネガンへの狭い水路を慎重に行きます。両サイドは熱帯雨林です。水も濁っています。

ズグロサイチョウのペアー。サイチョウはここキナバタンガンでよく見られます。種類も多いです。


タビンでも見ましたがここの方がいっそう迫力がありました。メンガリスの大木です。他を圧倒していて、その高さと樹形から、何処からでも目に付きます。


テングザルが木に腰掛けて遠くを見ています。小船の中から川縁の樹木に来ている動物を観察するのです。双眼鏡は必携です。


サバ州最大の川キナバタンガンの朝もや。6:30頃のクルーズです。早朝には動物の活動も活発です。 

2011年10月5日水曜日

マレーシア ボルネオ Tabin 2010/10/27~10/29

見渡すかぎりアブラヤシの農園です。熱帯雨林は開発されて、だんだん狭められています。回収を待つ収穫されたアブラヤシの実。


足元の小さな生き物。これも分解者のひとりでしょう。


森の中を赤い印をたどって歩きます。さるの声などが近くで聞こえたりします。


Tabin で集めたフタバガキの果実のいろいろ。昨年が一斉開花の年のようで、いろんなのが落ちていました。


何の木か分からないのですが、見事な株立ちのような木です。存在感がありました。

リゾートの昼食に出たバナナはツインでした。日本では見ることが出来ませんね。分離できず、2本がくっついています。味は少し未成熟でしたが同じでした。

食虫植物のネペンテスです。大きい品種ではありませんが、道瑞の土手のような所に生えていました。


シダ類の仲間でしょう。二又にどんどん分かれていくのが面白いところです。


ショウガ科の植物の芽ばえのようです。地面から赤い物が出ているのでよく目立ちます。

ぜんぜん動かない、でも生きていますよ。そんな格好でだるくならないのかな。

Tabin のワイルドライフリゾート。バンガロー風の部屋で快適に過ごせますが、値段もそこそこです。しかし、ガイドや部屋代を全部負担するので、個人旅行者には辛いところです。


小さな小さな花でした。草丈も低く10㎝位です。日本では雑草という感じですが、とても愛らしい花ですよね。


アサガオ状の葉とヒルガオのような花の組み合わせです。さて、名前は何でしょう。

これは日本でもお馴染みのクミスクチン(ネコノヒゲソウ)マレー語。低木状の多年草。ひげのようなのは、長い雄しべです。


シンポーアエルの果実。実が割れると中は7つの部屋。外からは想像がつかない形です。


シンポーアエル Dillenia suffruticosa (ビワモドキ科)の花。黄色い花がよく目立ちます。


熱帯雨林の中でひときは目に付く Kompassia excelsa (現地の名前はmengaris)。本当に高い木です。世界の熱帯雨林中一番高くなる木で最高80mにもなるそうです。


熱帯雨林の中をトレッキング。道はできているので問題ありません。しかし、ヤマヒルに注意です。


マッド・ボルケーノ(泥火山)泥が湧きだしている。この泥を顔に塗りドロパックになるようですよ。美しくなるかもね。


動物の糞状の物からキノコが生えています。森の分解者のひとりです。


フタバガキ科の木ですが、種類が多いので正確な名前などは分かりようがありません。板根が特徴です。


これはキノコですが、それ以上は分からないという悲しさです。


株元から咲きだした花だと思うのですが、始めて目にする花です。これが何か調べてないので分かりません。見たこともないようなのがあるのが楽しいですね。


2011年10月4日火曜日

マレーシア ボルネオ Sepilok~Laha Datu 2010/10/26~10/27

香辛料や調味料など、卵に乾し海老もありました。


ここは乾物屋さんのようです。ビーフンやキノコの様な物が見られました。


干した植物です。漢方屋さんみたいです。店主さんがいなくて、開店しているようではないです。


この束はなんでしょう。バナナの葉なんです。何に使うのでしょうね。これで包んで調理するのでしょうか。


ずーと奥まで、お店が入っています。凄い量ですよ。人工が多いと言うことでしょうね。


これはシカクマメです。栽培して作った事がありますが、このようにりっぱにはなりませんでした。やはり地元にはかないません。油炒めでおいしいです。



これは何だと思いますか。パパイヤの花です。どのように食べるのでしょうね。

食べて見たいところです。


果物もリンゴやオレンジなどもあります。リンゴは寒い地方のイメージですが。

1個30円ぐらいです。ネットに入れて立てるディスプレーが面白いですね。


Laha Datu の市場です。大きな市場でなんでもあります。野菜などの生鮮食料はとても品数が豊富でした。日本でもお馴染みなものも沢山あります。何処の国でも、主となるものは同じようだと感じます。


道路の横に根こそぎ倒れていた木から萌芽しています。凄いなと思って写しました。生命力の強さを感じましたね。



驚いたのは、民家の裏庭にあったブーゲンビレアのコレクションでした。この3倍位あり、生産なのか趣味なのか分かりませんでした。



木枠で作られた苗床でしょうか。チンゲンサイのような菜っ葉が植わっていました。日本ではベッド式にすることは、あまり考え付かないでしょうね。


近くのキュウリと豆の畑です。いろんなやり方を見るのが楽しいですね。


トレーニング・センターの全景です。餌付け場所は受付を通り、森の中に入ったところです。カメラを持たなかったので写真はありません。午後3時の時には親子など3頭のオランウータンが見られました。時には来ない場合もあるようです。


Sepilok オランウータン・リハビリテーション・センター

オランウータンの孤児を保護し、森に帰って自立できるようにトレーニングする施設です。森の中に台が設置され、1日2回餌付けしています。